先週やっとリリースされた、Macの新OS「OS X Lion」(以下Lion)。
Appleに関してはiPhone5、iOS5、新型MacBook Airなどに関する真偽不明な情報が、ネット上では結構話題になりましたが、今回は「OS X Lion」について簡易レビューして行きたいと思います。
※すごい細かい話ですが、
前バージョンの正式名称は「Mac OS X Snow Leopard」(以下Snow Leopard)でしたが、
今作は「Mac」が取れて「OS X Lion」になっているらしいです。
デベロッパー版がリリースされた時点で様々なレビューがネット上を賑わせていましたが、そのほとんどがLionに対する批判的な意見でした。「アップデートはしない方が懸命」という意見まで意外と多く、それを読んで悩んでる人も多いのではないでしょうか?
そこで私自身の意見を記録までにまとめておきます。あくまでこれは個人の意見ですので、細かい所はご容赦下さい。しかし初めに断っておきますが、筆者は俗に言う「Apple信者」ですのでApple製品に対する偏見などは多量に含まれるのでそれを前提に読んで頂ければ幸いです(笑)
1.【全体的なUIについて】
新UIを全体的に見た時、あまり大きく前作Snow Leopardとは変わりませんが、iOSテイストが随所に盛り込まれていて、個人的にはかっこ良くて好きですね。判り易い所で言えば①Finderの左側のツールバーのアイコンが可愛くなったこと(笑)②スクロールバーが通常時に不可視になったこと、などがあげられると思います。しかし反対に一部でものすごい批判を受けているのがスケジューラアプリケーション「iCal」と「アドレスブック」の新UI。
なぜ批判されているかと言うと単純に「古くさい」から。確かになぜ紙のアドレス帳やスケージュール帳をあえて表現したのでしょうか?iPadではこれを携帯し指で操作するわけですから、紙の手帳が表現されていることに対して違和感はなく、むしろAppleらしい「遊び」が見えていました。別に使い難いわkではありませんが、確かに言われてみると違和感かも。
2.【アップデート】
アップデートが2600円でiTunesアカウントがあれば、容易にダウンロードしてアップデート可能。これは本当に今の時代だからこそできる、ソフトウェア販売の新たな形だなと驚かされました。ひとつ注意してもらいたいことはアップデートして「あれ、めっちゃ遅くなった!!!!!」って思った人はSpotlightを見て下さい。これはアップデートに際してSpotlightが新たにインデックスを作成し直しているので、私のiMacはこれの再作成に4時間ほどかかったようです。気長に待ちましょう。
3.【Launchpad】
はっきり言いましょう。これはなんの為にあるのでしょう?
Apple歴5年(別に長いわけではありませんが)の私でさえ全く理解不能です。Dockに「アプリケーション」フォルダを作っておいて、よく使うソフトはDockに入れておけばいいのではないでしょうか。「iPadさ」なるものを追求しすぎて迷走している様にすら思えます。改善の余地大いにあり。
4.【Mission Control】
これは謎多き新機能の最たるものです。
ExposesとSpacesのコンビこそMacの最大の使い易さだったと私は思いますが、その能力は半減、もっと言えばExposesの名前が「ホットコーナー」になった意味もわかりません。